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ishikawa59

受験の栄冠は規則正しい生活からはじまる





「医学部の勉強は、覚えなければならない量が半端じゃない。受験勉強ごときでくじけるようでは、大学に入ってもついていけるはずもない。」 「生活は陶冶(トウヤ)する」と言った、教育学の優れた理論家・実践家であったスイス人ペスタ ロッチは「天賦の才能・性格を円満完全に発達させるのは“生活”です。」と言っています。 不規則で勝手気ままな、けじめのない生活から育ってくるのは「だらしなくわがままで、無気力 な人間で怠け者。」と指摘しています。「困難に立ち向かい努力し理想を実現しようと厳し い生活態度を自らに課す者は、その生活を通して性格は練られ才能は開花する。」とい う教育実践論です。


 学力を向上させ目標の大学・学部への合格ラインを突破するためには、勉強の方法も正しく なければなりません。十分な学習時間に加え授業にどれだけ集中し完全に理解できるかも大 切です。注意力・思考力・意志力・自己管理能力や知能も欠かせません。心も体も共に健康でなければなりません。しかし、なりよりも重要なことは、決められた時間にきちんと食事 をし、十分な睡眠をとり、適度な運動をしながら欠席しない、遅刻しない、早退しない、授 業を生活の一部とし、真剣に学習する姿勢にかかっています。「むり、むら、むだ」の徹底的排除を!


むりな勉強3つ

1.健康を害してまで勉強すること。睡眠時間を削ってまで勉強すること。 どんなことがあっても“熟睡眠”で6時間以上とること。限られた時間内でどのように有効活 用するかが“決め手”です。一日5時間以下では慢性の睡眠不足となり、注意力・集中力・持 続力を弱め根気を失わせます。体調を崩し倦怠感を招き不安や心配、悩みにつながりやすく 神経が過敏になり消極的になりやすくなります。

2.大学入試の勉強だからといって学力差を無視して教え、がんばらせること。


 高校1年生(まれに中学1年生)程度の学力の者にいきなり大学入試レベルや基礎レベル (センター試験・短大)を教えてはいけません。高校1・2・3そして、基礎・応用・実戦レベルと 段階を経て教えることです。3.前へ進もうとするあまり、基礎も出来ていないのに程度の高い問題に取り組むこと。


 受験勉強というと応用問題に重点をおきがちで、「やらない」と不安になり、「わからない」 と飛ばして先に進もうとしますが、部分部分の手抜きが起こり効果は少ないことが多いもので す。一歩一歩「やり抜いた!」という満足感が得られるまで勉強することです。「一日一日の 充実感が明日の“やる気”になり力強い牽引力になる。」


むらのある勉強

気が向くと徹夜してでも勉強するが、向かないとあまり勉強しない。計画性のない不規則な生活での勉強を言います。(ムラのある勉強では能率・効果の点で大きな差が出てきます。)毎日決まった時間帯に決まった時間だけ勉強していると月・火・水・・・と次第に調子 が出て、同じ時間でもずっと充実し、短時間で多くの内容が消化でき、勉強がリズムに乗って 楽しくなり、全く苦痛など感じなくなってより意欲的に「“のって”勉強ができるようになります。」 “のって”勉強すると集中度が高くなり勉強が楽しく面白くなり能率が上がり効果は5倍にも10 倍にもなります。**「明日はどうでも、今日一日だけは予定通りやり遂げよう!今日だけは。」**

むだな勉強

大学受験に不必要な科目と範囲以外の勉強 最良の教授法・学習法を考え100%合格をめざすために各講座を組んでおり、“むだ”が ありません。優秀だが“素直でない”生徒は指示した範囲を逸脱して勉強します。単語で言 えば、入試単語以外の単語も覚えようとがんばったり、難しい問題がある程度解けるのに平 易な問題をよく間違えるのは、やはり、易しい基礎を疎かにして、難しい応用問題ばかりに 集中するのも“むだ”な勉強です。

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