学習計画は学力と残された期間により異なります。
学習計画&目標の立て方
多くの経験から出た意見を無視した独りよがりの学習方法や計画が一番の致命傷となる!学習進度に合わせると、少し位の遅れはちょっとした努力増で追いつける。
入試で成功する「決め手」は、早いスタート!
先ず、総合的学力・弱点教科・科目、弱点分野、性格など自己分析や将来設計などをしっかりたてて、志望大学・学部・学科を目指すのかをもう一度良く考えてはっきりと目標を設定することが大事な条件です。
入試まで長いような気がしますが、実際にスタートするとあっという間に月日は流れてしまいます。センター試験まで残り約10ヵ月間です。自分を鍛えて、目標達成を目指すなら自発的に計画を立て積極的に学習する機会をつくり(出来ない理由ではなく、出来る理由をつくる)入試まで一日一日を大事に学習することが合格への近道で、「合格への決め手」は早いスタートです。
合格への最短プランは計画的な学習!
受験技術の第1歩は、自分を取り巻く諸条件を検討、選択、調和し、それらを時系列的に配列した行動指針で、諸要因を検討した学習計画をつくることです。
学習計画はリズムやコントラストが必要!
人にはそれぞれ個性がありますが、学習する場合も計画も同じように様々です。自分の性格、得意・不得意、学力のレベルに合わせた授業や学習計画を立てた勉強が最も効果的です。基礎・応用を基に、創造的な学習するためには、他人とは違う方法で自分に合ったやり方で実力を伸ばすことです。学習計画にリズムとコントラストをつけた個性的学習が創造力をはぐくみます。
学習計画は3プラン方式で!
(1)年間プラン (2)週間プラン (3)長期休暇プラン(夏期・冬期)
「ゆとり」ある学習計画を!
基礎力養成期・・・・・4–7月中旬 じっくり足固め、基礎力再点検
重点対策期・・・・・・7月下旬–8月(夏期) 不得意科目分野の征服
応用・実戦力養成期・・9–12月中旬 問題演習&傾向対策
実戦力完成期・・・・・12月中旬以降 総点検と反復学習
※希望的計画ではなく、無理なく多少ゆとりのある計画をたてると、心がけ次第で追いつける計画を立てることがポイントです。
心理学からみた学習計画のたて方
難しいことは、いくつかの章・単元に分けて勉強する。
教科書・テキストは少なくても3回は繰り返し完全にマスターする。
スモールステップで進める!
学習者自身のペースで、一段階ずつ結果を確認しながら進めると、最終的には教材全体が完了します。
自力で問題を解き、解答を直ぐに確認する
「易しい問題から少しずつ自力で解く」⇒「解いたら合っているかを確認」
同じ70点というテスト結果でも、プラス思考とマイナス思考ではその後の人生が変わります。
⇒「同じ間違いを何回もする」傾向があるので要注意。
勉強はマイペースで!
良く出来る人を対象にした授業の場合は、自分のやり方で時間をかけて復習することが重要です。参考書を利用する場合は、一冊を最後まで使用する。
<手順>
「易しい問題」⇒「少し難しい問題(=一日の具体的ノルマを設定して取り組む)」
学習の方向性を誤らないこと!
「発達の原理」の第一は、未分化から分化へ、分化から統合へ!
<英語の例>
教科書全体について、学習の目標と意義、学習範囲、他の科目との関連性などを知っておく。
単元別、章別、節別、項目別にスモールステップでクリアする。
節や章の位置づけ、単元の中の位置づけなどを、科目全体の枠組みで考える。
その他の科目で教わったことや、日常の情報と関連付けながら学習する。
「易しい問題」から「難しい問題」へ!
消化できなければ意味がないので、「このくらいの難易度なら何とかついていけると思う参考書・問題集」を利用し、能力オーバーの参考書・問題集は避ける。
理数系や語学の練習問題は、最も平易なものから始めて、最も複雑なものの認識へと進める。
最終目標を見据えた無理のない計画が大切!
⇒計画の初めは張り切っているので、一日のノルマが多くなりすぎる傾向があるが、モチベーションや興奮は時間の経過と共に持続しなくなります。ノルマをこなせないと負担が多くなるので計画は無理のない分量で、時には休憩を入れた計画をつくること。学習時間も同じく計画倒れにならない程度に立てることが大切です。
勉強が上手な人!
***合格するための秘訣は「一心不乱に勉強すること!」***
その一
勉強にムラがなく、毎日規則正しい性格で一定時間を必ず学習している
気分転換が上手で、短時間の散歩や運動でいつも頭をリフレッシュしている
学習量の多寡に注意し、一定量を繰り返し反復学習である程度マスターしてから先に進んでいる
適度な参考書や問題集に、要点をノートにまとめている
テキストを入念に予習・復習をしている
テストは必ず受け、答案と正解を必ずチェックしており、良くも悪くも必ず整理して綴じている
情報過多に注意して各教科ごとにノートに適当な分量を整理、書き入れて受験直前には、ノートを中心に学習を進めている
解からない箇所は、先生や友人に質問している
最悪でも基礎力は8–9月には終了し、9–10月以降は応用力養成すること。解からない場合は、解からなくなった時点まで遡って学習する
毎月得点目標を定め、悪い点数でも冷静に分析して解からなかった箇所を解決する
その二
「人に教えることで、自分が一番学ぶ」ことになる
辞書・辞典を小まめに引くクセをつける
記憶を答案に変えるために、情報処理能力を高めて記憶力を高める。学び方は、「情報分析」+「既知の情報と比較統合」し、新しい情報を創造する力を養う。コツは、中間ゴールで何点、何時までに何点、最終ゴールで何点と決めて取り組む
目的と目標を明確にする。
参考書&問題集の活かし方
・・・ノートを取る際の注意点・・・
常にノートを取る生徒は、真面目で他人から見れば重宝です。試験前にコピーを取らせてもらえば助かります。そのような生徒は「ノートを取ることが目的」になっており、肝心の内容理解や暗記が疎かになりかねません。コツコツやっている割には、成績も伸びず大抵は落ちる生徒です。
一方、他人にはとても読めそうもないような文字でメモ程度にしかノートを取っていない生徒の方が、伸びいい場合が多いようです。その場で覚えるからです。
問題を間違えた場合は、×印の問題を再度時間を置いて解きなおし、最終的に×印は3回繰返す。
毎回間違える問題は、弱点となっており、その単元を再度一からやり直すと理解が早まると同時にその単元全体が完全に理解できるようになる。
「暗記物の覚え方」や「眠い時は?」
暗記物の覚え方・・・
教科書は理解するためには必要だが、覚える時は重点的記憶を邪魔します。隅から隅まで記憶はムリ。
効率的勉強法は、時間を限定し、出来るだけ多くのことを覚え、覚えているかをチェックし、覚えたものは省いていくのが効率的。
一つの項目について、キーワードだけ出来るだけ早くノートに書いて覚え、順次足りないものを補いながら覚える。キーワードだけ覚えるのと、まとめてから覚えるかが実力の分かれ目です。
ノートをつくる際は、一方を隠してチェックできるように作ると、出来ない場合は反復練習して覚えられる。要は必要事項をもれなく書き込んで、左右に分かれていればOKです。
眠い時にする勉強?・・・
食後1時間位は、英単語15–30分、社会・生物の内容をノートに整理したり、漢字の書き取りに充てる。
また、復習で簡単に出来る問題や以前出来たが、今も出来るかの確認のための問題などは手を動かし書いてみる。
食後1時間後からは、英数国、物理・化学の計算問題などの難しい問題に取り組む。
眠くなったら、再び単純作業の戻る。
なかなか眠れない時は、重さが軽い本やノートを見たり、あまり面白くないないようなものは眠くなる。
(例:社会科・化学・生物などで整理したもの)
単純作業は何処でも可能だが、考える問題は静かな雰囲気の場所や静かな時間たが適している。
勉強へのとっかりがよくない時?・・・
好きな科目から始めると比較的すんなりと入れます。
思考力を使わない・理屈抜きで覚えなければならない軽い勉強(何時でも、何処でも出来る整理したものや単語などの暗記物)から取り掛かるとスムーズに入れます。
⇒数学:基礎的問題を暗記するように反復して解く
⇒国語:古文と漢文の基礎知識を重点的に覚える
⇒英語:単語と熟語
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